こんにちは。着物仕立て装々です。
今回は着物大好き民さまが一番苦手で嫌いな半衿付けのお話です。
装々さんもお仕事で半衿をしょっちゅうつけるのですが、
仕事だと全然気にならないけど自分の半衿をつけるのはすごく嫌いだという
ぶっちゃけめんどくさい作業だなと思っています。
あら、心の声がダダ洩れだわ(*´ω`*)
結構多くの皆さんは小学校の時に買ったお裁縫セットの中の道具を使っていると思いますが
実はちょっと裁縫道具を変えるだけで縫いやすさが全然違いますので装々さんがちょっと使いやすい裁縫道具を紹介したいと思います。
半衿付けに使いやすい裁縫道具紹介します
絡みにくい糸
まずは皆様どんな糸を使っているでしょうか。
多分多くの方は裁縫箱に入っている木綿のちょっと毛羽立った糸を使っている方が多いんじゃないかなと思います。
木綿の糸って毛羽立っているので針に糸を通してる間にもう既に絡まったりして
使いにくい糸ランキングとしては割と上位にあるんですよね。
ということで装々さんおすすめの糸はこちら↓
デュアルデューティー
キルター
こちらはどちらもキルトをするための糸なので少し張りがあって絡みにくい糸になっています。
糸が少し固めになっているので解く時も
玉止めの近くを切って糸を引っ張ればするすると引き抜きやすいので
半衿付けにぴったりの糸になります。
ベージュやグレーなど目立たないけどちょっと見えるような糸だと解く時に糸が見えやすいのでおすすめです
縫い針
装々さんいつもは4の3っていう絹針を使っていますが、これは細くてちょっと扱いにくいと思うので
使いやすい針としては3の3または3の2という木綿用の針を使うと縫いやすいと思います。
3の3は少し長めなので身長165cm以上の背の高い方で手の大きい方
3の2はちょっと短めなので身長160cm以下の手の小さい方はこちらがおすすめです
間の身長の方はどちらでも使いやすいと思いますので
長めが好きか短めが好きかで選んでみてください。
参考までに装々さんが使ってるのはこちらです
手汗で針が滑っちゃう方はこちら
イライラしながら縫っていると手汗で針が滑って針が抜けなくてイライラするという方はこちら。
お裁縫用の指サックみたいなものが売っているので人差し指にはめて縫ってみてください。
リメイクバックなど分厚いものを縫う時にも便利です。
半衿の付け方を動画で解説しています
動画内ではかけはりを使わずに膝で挟んで縫っています。
とは言いましてもかけはりとくけ台があった方が綺麗につけられると思うので
しょっちゅう着物を着る方はかけはりとくけ台を揃えてみるのはいかがでしょう。
かけはりとくけ台
半衿選びも楽しいですね
こちらは定番の半衿です。何も考えたくない時はこういうド定番の半衿を持っていると便利です
こちらも着物を選ばないので使い回ししやすそうですね↓
関連記事はこちらです
後記
ということで今回は半衿をつける時に使いやすい針と糸を紹介してみました。
糸が絡まないだけで作業がとってもはかどると思うのでぜひお試しください。
裁縫道具つながりでお客様にいただいたすごい可愛いお裁縫道具セットがあるので皆様に自慢したいと思います。
手のひらサイズのこの裁縫セット↓
巾着付きですごい可愛いんです。
なんとこんな感じで針と糸とハサミが収納されているという優れもの。
矢立のようでとっても素敵です。ということでちょっと早いクリスマスプレゼントを頂いたので自慢してみました。
自慢ついでにこちら↓
この半年間でプロの和裁士がどのくらい手縫い糸を使ったかという写真でお楽しみいただきまして今日のブログはここまで。
急に寒くなってきましたので皆様風邪をひかないように良い年末を過ごしてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。着物仕立て装々でした。バイバーイ。
着物仕立て装々 ~sousou日記~をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント