和裁士が仕立てたものをさらす 2022年 11~12月

スポンサーリンク
最近仕立てたものを紹介します

 こんにちは。着物仕立て装々です。

 ぼけーっとしてる間に今年ももう年の暮れです。

今年の年末は仕事が詰まっていてゆっくり年越しできそうにありませんが、そろそろ四十肩も収まってきた感じなので、来年はYouTubeライブも開催していこうと思っています。←動画にします詐欺w

ってことで今年最後の「最近仕立てたものシリーズ」お楽しみください。

スポンサーリンク

装々さんのお仕事紹介します

単衣着物 その1

 紬のきものが2反です。まずはピンクの花柄の方を紹介します。

最近は夏の到来が早く、秋が長いので単衣と胴抜き仕立ての合服の注文が増えてきました。

 

大島紬系の生地はグレーや黒の糸が入っているのでピンクの生地も大人可愛いですね。

袖を長めにとのご希望でしたのでちょっと丸みを大きくしてみました↓

大人可愛い着物が出来上がりました。装々さんのお気に入りの一枚です。可愛いですね。

 

単衣着物 その2

 こちらはグレーのチェックの単衣着物です。

チェックは横縞をそろえる仕立てとずらす仕立てがあるのですが、装々さんはずらす派です。

横線に目が行くと若干横幅が大きく見えるので横をずらして縦線を強調するわけです。

もちろんお客様のご希望第一なので、ご注文の際にお聞きしています。

こちらも大人可愛いね!

 

単衣着物 その3

 世の中にはシルクデニムなんていうものがあるんですね。洗えるシルクらしいです。

デニムというだけあって肉厚な生地でとても暖かそうでした。

シルク独特な美しい光沢でカジュアル過ぎない感じの艶です。

 ただちょっと扱いにくい生地ではあるので、和裁初心者の方には不向きです。

もしご自分で仕立てたいわ!という方は何枚か縫ってから挑戦するのがいいですね。

衿裏と居敷当ては洗えるように化繊の生地を使いました。

とっても粋で素敵な着物です。

 

絞り浴衣 片身変わり

こちらの2反を使ってお二人分の片身変わりの浴衣を仕立てました。

↑こんな感じでそれぞれの生地を裁断して印付けをします。

↓完成で~す。

 

 

こちらもとってもシックですね。とても大人っぽいので浴衣はもちろん、衿を重ねて単衣着物みたいにするのにも良さそうな一枚に仕上がりました。

 

もう一枚は暖かくなるころに仕立てます。お楽しみに。

スポンサーリンク

単衣着物 その4 フリル着物

 さて、ここから装々さんの力作が続きます。お若いお嬢さんが二人で装々さんの事務所に訪ねてきて、

「生地を織ってもらったから着物にしてください」とおしゃるのでお預かりしました。

袖口と衽をフリルにしたいとのご注文でしたので頑張ってフリルにしたのがこちらです↓

 

↑二人の袖口フリルの写真です。身長と裄丈に合わせてフリルの配分を変えました。

大きいお袖も小さいお袖もそれぞれ可愛いですね。

 

まずは一枚目↓

超がんばったので写真多めw

若い方の感性に刺激された一枚でした。

単衣着物 その5 フリル着物

先ほどとおそろいの着物ですが、色合いが違うだけで随分印象が違いますね!

ダブル幅の洋服地のような生地だったので、明るい色をポイントにするように大変苦心した一枚です。

衽に黄色いラインが入っているのを褒めてください(*^▽^*)

深いグリーンと紫がとても美しいです。

 

単衣着物 その6 装々さん、波々に燃える

さて、上記のお嬢さんの着物がもう一枚。

今後は波々にしてほしいっておっしゃるので

型紙を作って、サンプルをいくつか作って早速↓こんな感じで丸を書いて細かく縫います。

切込みを入れてグシ縫いをして絞って一つずつ丸みを作っていきます。

袖丸みがつながっている感じですね。

妻下から裾まで延々と縫っていきました。

だんだん楽しくなってくるところは和裁ヲタク全開ですね。

途中でアドレナリンドバドバでとても楽しく熱くなってきました。

とーっても可愛いから是非ご覧ください↓完成で~す。

うは!マジカワ(・∀・)イイ!!

スポンサーリンク

振袖セット その1

打って変わって振袖セットのお仕立てです。

みんな大好き黒の振袖と真っ赤な長襦袢です。

先に身頃の柄合わせと印付け、そして表縫いを済ませます。

 

袖は出来上がった身頃の柄と合わせて仕立てます。

振袖って袖の可愛さが異常。

完成で~す。

シックな薄墨色のお花が素敵ですね。

振袖長襦袢

セットの長襦袢は真っ赤な襦袢です。半衿のお花が振袖とリンクしてていいですね。

振袖

こちらは単品の振袖です。

まあたぶん納期の問題で誰かほかの和裁士さんが長襦袢を仕立てなんだと思います。

辻が花の振袖でとっても華やかなのでぜひご覧ください↓

 

↓完成で~す。仕事部屋にお花が咲いたみたいですね。

装々さんは若い時にはこういう華やかな着物をぜひ着てもらいたいなと思うんです。見ているだけで幸せになりますよね。

おばちゃんになると華やかはハードル高いからw

 

スポンサーリンク

 

単衣羽織

 来年は兎年です!うさぎさんの羽織を仕立てました。

可愛いですね!

見て!見て!この完璧な柄合わせ!(長時間かかったw)

浮き出るうさぎが本当にカワ(・∀・)イイ!!

↓お揃いで羽織紐も作りました。

ご希望の方は注文時に仰ってくださいね。

羽織紐が短いと昭和臭がするのでちょっと長めにしてみました。

外せるので好きな紐にも変えられるのいいでしょ?

 

単衣着物 その7

こちらは洗い張りの単衣着物です。よく見ると総柄なんですよね。

とっても高価な紬着物だと思います。

 

頂き物の着物だそうで、装々さんお得意の丈が足らないので別生地を足して身丈を出します。

右側はこんな感じ↓

今回はそんなに足し布が必要なかったので、着た時にした紐の部分になるところに足し布をしました。

暑い日本の味方、胴抜きの合服仕立てです。

ぜひお譲りくださった方と会うときに着て見せてほしいです。とっても喜んでいただけると思います。

考えただけでワクワクしますね!

単衣着物 その8

同じく単衣着物の足し布仕立てです。こちらは2か所です。

ちょっとだけ足し布の解説

衿付けから上に10㎝(2寸)の所に

11.5㎝(3寸)の布を足します。11.5㎝以上は長く入れません。見えちゃうんで。

 

上の段で身丈の調整をします。こちらは10㎝(2寸)までです。

着た時に帯の中に隠れます。

見八ツ口の下のゴロつかない所からがいいですね。

縫って縫い代を割る場合と肩倒しにする場合があります。参考までに。

 

着物をリメイクしてロングコートに の動画

こちらの袷着物を

簡単にロングコートにします。軽いので今度旅行に持っていこうと思って仕立て直しました。

解説動画はコチラです↓
【はじめての着物リメイク】袷着物をロングコートにリメイクしちゃお! 一日で出来る超かんたんリメイクをじっくり解説します なんちゃってロングコートの作り方

初めてでもできるように簡単な作り方を紹介していますので是非ご覧ください。

袷着物 その1

地柄の美しい洗い張りの袷着物です。

この時の装々さんは超忙しくて写真を撮るのを忘れてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ

とても素敵な色の着物だったのに。

あとこちらのセットの長襦袢も縫ったのよ~!ほんとに。

 

袷着物 その2

こちらも洗い張りの袷着物ですが、生憎この写真しかありません(´;ω;`)ウゥゥ

超お疲れな装々さんでしたが、まだ続きます。

 

スポンサーリンク

男物アンサンブル&長襦袢

さ、気を取り直して今度は男物です。

↓ブルーが羽織裏の竜で茶色が長襦袢の竜です。

薄いグレーの羽織と茶色の着物のセットです。

袷着物

男着物の裏地は通し裏といって全部同じ色の生地が一般的です↓

男物の打ち上げは、帯を前下がりに下げて締めるので前身ごろの方を3cmほど下げてつまみます。

 

表から見るとこんな感じです。

羽織

なんとも爽やかな色ですね。

着物と合わせて着るとこうなります↓

長襦袢

この半衿と、着物と羽織の色を揃えないあたり着物上級者様のご注文と分かりますね。

 

 

袖丈 裄直し

こんなに笹って綺麗でしたっけ?という感じの着物です。

袖口側に割と縫い代があったので、袖を全部ほどいて縫い直しました。

 

超高級 大島紬

こちらが超高級な9マルキの大島紬です。

とても細い糸で織られているので細かい柄が美しいですね。

大島紬特有のごわごわ感もあまりなくて、とてもしなやかで手触り最高なんですよ。

細かく織ってあるので角度で柄の見え方が変わりますね。

小さい白い点々が糸の細さです。めちゃくちゃ細い!

完成で~す。

柄も可愛くて気に入った一枚でした。

ピタンこで綺麗に仕立てられてよかったです。

 

後記

ということで冬になってから縫った着物たちを紹介しました。

もうクリスマスですが、今年の年末はまだ2反くらい縫う予定で

年明けは3月まで予定一杯、仕立物が続きます。

来年はちょっとイベント衣装や舞台衣装のお仕事もあって華やかな着物を紹介できると思いますのでお楽しみに!

年明けには念願の台湾旅行に行ってきます。着物を着ていく予定なのでまたSNSなどで紹介しますね!

あ、まだ半衿付けてないんだった(-_-;)

装々さんは断然『刺繍半衿派』です。だって黙ってたら上品な人に見えるじゃん!ってことで。

 

 

【はじめての半衿付け】初心者でも超かんたん半衿をサクサクきれいに付けるポイントをプロの和裁士が解説 使いやすい道具も紹介

 

ではでは、今年もブログやYouTubeを見てくださって、そしてたくさんのコメント、あたたかい応援をしてくださってありがとうございました。

来年も皆様にとって幸せいっぱいの一年になりますように(^_-)-☆

着物仕立て装々でした。バイバーイ。

 

スポンサーリンク
【古い帯の利用法】帯のリメイク 袋帯でバッグを作る 作り方を解説します
単衣羽織の作り方解説 寸法の決め方と印付け【はじめての和裁】
【自分で帯を洗う?!】リメイク作品を作る前に帯を洗います 画像あり
【古い帯の利用法】袋帯のリメイクバッグ 金の小花柄の帯でバッグを作るとこうなった
【保存版】プロの裁縫道具紹介 国家検定一級和裁士おすすめの和裁道具 

 

フォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました