8寸帯の作り方解説 動画あり

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初めての和裁、応援します ~仕立て方解説~
初めての和裁、応援します ~仕立て方解説~帯の作り方
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 こんにちは。着物仕立て装々です。

今回は8寸帯の作り方の動画の補足解説をします。

 

8寸帯の作り方

材料

8寸帯

8寸(30cm)ほどの幅の帯地です。

博多帯や夏の帯が多いですね。

縫い糸

動画は絹の手縫い糸で縫っています。

化繊の帯は化繊糸で。

指ぬき

帯地は硬いので指ぬきがあると便利です。

装々さんの使っている指ぬきと非常に近い素材の指ぬきはこちらです↓

指サック

指汗で滑って針が抜きにくい方はこちら

利き手の人差し指に付けると針を引き抜きやすくなります。

 

縫い針

針は短めの絹針が使いやすいと思います

 

クリップ

帯地は硬いのでクリップ止めがおすすめ。

マチ針の混入も防ぎます。

 

9寸帯との違い

帯の出来上がりお太鼓になる「たれ」が30cm、胴の所の「手」が半幅の15cmほどです。

8寸幅に5分(2cm)ずつ両耳側に縫い代はあるものが9寸帯です。

9寸帯は縫い代を縫い込んで帯芯を入れて仕立てますので、出来上がりは8寸帯と同じ寸法に出来上がります。

和裁士直伝名古屋帯の作り方 寸法とガチ帯芯の縫い方と柄合せの場所も解説

帯芯を入れる9寸名古屋帯の作り方はこちらです↑

 

名古屋帯の寸法

何度「尺」とかいても「R」になってしまう呪いのかかった装々さんの悪筆をご覧ください。

胴の方が短いと締めにくいので胴の方から測ります。

豊満ボディーの方は5寸(20cm)程長くするといいでしょう。

 

お太鼓部分になる幅広の「たれ」部分は少々短くても大丈夫です。

あまりにも帯が短い場合はたれの方の布端に追加の生地を縫い足すと

帯を締めた時にお太鼓の裏柄がちらりと見えて素敵です。

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8寸帯のかがり方は動画でご覧ください

8寸帯の作り方解説 気合で縫い続けるだけ⁉ 丁寧に解説します

 

帯の端縫いは「帯かがり」という縫い方なのですが、

「くける」とかぶっこいております。

帯かがりが がんばれなくなったあなたへ

最後に、延々と帯の端っこを縫っていくのですが

けっこうな長距離です。気合で乗り切るしかないのですが。

 

生地が固くて手が痛いかもしれません。

糸が絡まってイライラするかもしれません。

つり合いが悪くて少し歪んだ帯になっちゃうかもしれません。

 

でも安心してください。

帯かがりって、和裁の国家検定一級試験の部分縫い科目なんですよ

ということで結構高度なテクニックと集中力が必要なんです。

是非テレビや映画やラジオを楽しみながらかがってみください。

 

装々さんのライブ配信は集中力持っていかれるからなぁ。とか言いながら見て頂けたらとってもとっても嬉しいです。

是非気合でかがり切った方から装々さんのSNSなどに自慢の画像を送ってくださいね。

 

ということで動画の補足でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。着物仕立て装々でした。バイバーイ。

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