こんにちは。国家検定一級和裁士、着物仕立て装々です。
今回は名古屋帯をいただいたのでリメイクして使いやすいポシェットにしました。
せっかくいただきましたので記念に動画撮影してみました次第です。
こちらのブログでは動画内の裁断寸法やパーツの解説をしています。
結構たくさんのものが入るのでとても便利です。
柔らかい名古屋帯なら縫いやすいので是非チャレンジしてみてください。
動画はコチラから
材料
名古屋帯
名古屋帯はアンティークショップやネットオークションなどで割と安価で手に入ります。
若い時のもう締めない帯でもいいですね。
今回は黒い帯ポイント柄の帯だったので喪服用の地柄のある帯と2本使って仕立てました。
色々組み合わせるのも楽しいですよね。
接着芯
接着芯は厚手と薄手を使っています。
バッグの硬さは好みがありますので、ご自分のミシンと相談してください。
※ミシンについては専門外ですのでミシンの販売元にお問い合わせください。ちなみに装々ミシンはコチラ↓
糸切り機能があるので快適です。
ナスカン
荷物が多い民の皆さまは少し高くてもナスカンは丈夫そうなものがおすすめ。
安いナスカンを使っていたらお出かけ中に折れて「どうーすんのこれ(´;ω;`)ウゥゥ」になったことがあります。
リュックカン
ショルダーベルトの長さ調節をするパーツです。

ナスカンとリュックカン付きでちょっと上級者が作った感を演出できます(笑)
Dカン
ナスカンを引っ掛けるパーツです。
ファスナー
コイルファスナーの長いのを切って使っています。
ファスナーはサイズがあるので金具の寸法に気を付けてください。
スライダー
リボン
ジャガードリボンは刺繍が可愛くて割と縫いやすい厚みなのでおすすめです。
リボンがあると色々作りたくなる魔法のアイテムです。というかリボンを買い集めたくなりますね。
マグネットスナップ
なんだかケース入りのだとこちらも収集癖が爆発します。
裁断寸法の補足
動画内だと寸法がどんどん進んでいってしまいますのでここに記載しておきますね。
お太鼓部分
名古屋帯の柄が一番大きい部分になります。
こちらが↓
この面になります。
内ポケットはこちら側についています。スマホを内ポケットに入れる場合、こちら側が体に向かって下げると気が付きやすい風味です。(個人差ありの当社比)
胴の柄部分
名古屋帯の半分の幅に縫ってある方ですね。
先に縫い目を解いて開いてから裁断します。
前ポケットの足し布
こちらの35㎝(帯幅と同寸)×帯幅の半分に切ります。
重ねて同じ大きさに裁断するといいですね。
こちら側のポケットになります↓
マチ
マチの長さは100cm以上で裁断します。
バッグの寸法を変えたい場合はこちらの寸法も変わります。
やや長めにしておくとDカンをしっかり縫い留められて出来上がりも綺麗です。
Dカン通し
好きなDかんの幅×4ー5mmの幅で15cm以上
少し長めで作って後で切ってもいいですね。
ショルダーベルト
ナスカンとリュックカンの幅は揃えます。
金具の寸法×4ー1cm
長さは120cm~140cmくらいです。実際にメジャーを肩にかけて測ってみてください。
売ってますけどもね
同じタイプのポシェット写真はコチラ
こちらのポシェット動画はいかがでしょうか
フタつきのコンパクトなポシェットも使いやすいですよ。
後記
ということで数年ぶりに帯のリメイクバッグの動画を作ってみました。
ご覧いただけてとっても嬉しいです。
世界で一点だけのバッグをぜひ作ってみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。着物仕立て装々でした。バイバーイ
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