和裁士が仕立てたものをさらす 2022年 4月

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和裁士が最近仕立てたものを紹介します
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和裁士の仕事紹介します

 

こんにちは。国家検定一級和裁士 着物仕立て装々です。

 

感染症が落ち着き、やっとちょっと一安心でお出かけできそうなGWですね。

とは言えまだまだ収束とはならないと思いますので皆様もしっかりと感染防止対策をしていてくださいね。

人ごみの苦手な装々さんはGWはお家で振袖を縫う予定です。連休明けにお休みをずらす計画。

というフリーランスのお気楽さです。

 

さて、今回も今月仕立てた着物を紹介していきたいと思います。

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装々さんのお仕事紹介します

振袖 その1

 クリーム色の振袖とカラシ色のぼかしの長襦袢のセットです。

長襦袢のカラシ色は振りの内側になります。来た時にちらっと見えて可愛いですね。

 

振袖の柄合わせの写真を撮ったので、リクエストがありましたらにブログにまとめようと思います。

↑背縫い4分で柄合わせをしています。反物によって寸法が違うので、ちょうどいいところを探しながら柄合わせをします。

 

訪問着の柄合わせ解説はコチラです

振袖の柄合わせも同じ感じです・

訪問着の柄合わせの仕方を解説します【装々のお裁縫ライブ】色々おしゃべりしながらライブでじっくり解説 絵羽着物の柄合わせ方法

 

ということで柄合わせ、裁断印付けをして縫います。

 

完成で~す。

 

振袖長襦袢 その1

 先ほどの振袖とセットの長襦袢です。

反物の時はカラシ部分だけでしたがこうして裁断したものを写真で見るとだいぶ印象が違いますね。

 

仕立て上げるとこんな感じです。すっきりと仕立てあがるととっても嬉しいです。

振り中のカラシのポイントが可愛いですね。

 

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振袖 その2

 続きましてピンクの小花が可愛い振袖です。ここ数年は白系の振袖が流行りなんですね。

 

↓脇の柄合わせ。寸法変更できるように柄が繰り返されています。

左脇の柄合わせはこの線になります。細めの方なので繰り返しは全く出番なしですね。

 

 

↓こちらは別の振袖ですが 柄の繰り返しがエグい(笑)

豊満ボディーの方でも柄が合うようになっています。

 

完成で~す。

めっちゃかわええ!こんなん可愛いお嬢さんが着たら爆死してしまうわ。意味不。

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袷小紋 洗い張り仕立て直し

 更紗模様の小紋着物です。一度解いて洗い張りに出した後ですね。

衿肩明きが裂けないように縫ってあります。

写真の左側は八掛です、着物も八掛も裏地も専用のミシンで縫われて反物のようになっています。

 

洗い張り物は裁断しなくていいので仕立て時間が短縮できるので好きです(笑)

完成で~す。

ピンぼけ、すみません。

 

留袖 洗い張り仕立て直し

 留袖の洗い張りです。

背紋の紋合わせの写真を撮ってみました。

まずは紋の白と黒の境目全部に針打ちをします。

玉止めが出てこないように縫い代から縫い始めて返し縫で先に白い部分を縫って

あとで黒い部分を重ねて縫います。

↓表から見るとこんな感じ。紋は何回も縫うと傷になるので一発勝負です。

何度も表から確認して縫います。

 完成で~す。

そういえば比翼(中の白いやつ)がほとんど写ってないなあ。

比翼を縫うのも好きなんですよ。

 

比翼はこういうやつです↓

裾回り、袖と衿に重ねで付いているものです。元はもう一枚着物を重ねて着ていたようですが近年は裾回りだけのものが主流です。

写真は舞台衣装の打掛の比翼です。着用後なので汚れててすみません。

実は舞台ってすごく汚いんですよね…( ;∀;)アハハ。

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振袖 その3

 ってことでまたまた白系の振袖です。

かけ衿の柄合わせはプロの技なんですよ。

 振袖は表を縫って柄合わせ寸法を確定させてから裏地と袖の印付けをして縫います。

 

↓袖だけパシャリ。これだけでもう可愛いんだが!!

完成で~す。

ンもうすごく可愛い!

若い頃に戻りたい!でもこんな可愛いのは似合わないんですけどね(´;ω;`)ウゥゥ

振袖長襦袢 その2

↑セットの長襦袢です。上品な紫のぼかしですね。

半襟の刺繍も素敵です。

半襟のこのボリューム。

完成です。

同じピンクの長襦袢ですが袖のぼかしと半襟でずいぶん印象が変わりますね。

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振袖 その4

 振袖職人、まだまだ振袖が続きます。

コチラは海外の方でアジア圏のお客様のご注文。

色合わせが実にエキゾチックですね。

↓衿肩明きと肩山の糸印です。

右側長いほうが肩明きの切込み線で左の短いのが肩山です。

間違えないように縫い方と長さを変えています。

完成で~す。

コチラの超古典柄の振袖に合わせる長襦袢は↓です。

振袖長襦袢 その3

なんともエキゾチックです。

いつも仕立てているおなじみの長襦袢ですが

 半襟の刺繍の色でずいぶん印象が変わりますね。カラシの長襦袢といいなんともアジアンテイストです。ザ、仏教って感じです。

縫っていてとても楽しい振袖セットでした。

 

振袖 その5

 今回一番上品な振袖です。

コチラの振袖は 縫い取り刺繍 といって細かい糸が織り込まれている着物です。

  ↓表から見たおくみ付け、前身ごろですが

裏から見るとこうなります↓

金糸、銀糸が織り込まれていて若干取れますのでお部屋がキラキラになります。

あとチクチクモケモケですので縫っていると指の皮がめくれますので

あんまり好きじゃない(ナイショ笑)

 

柄合わせが簡単なので縫うのが好きな方は多そうですが、急ぎなので装々さんに回ってきた模様。

完成はコチラ↓

無地部分が多い振袖はあまりないので目立っていいかもしれませんね。

 

振袖長襦袢 その4

 縫い取り振袖とセットの長襦袢です。

この水色の半襟も可愛らしい。

 

自分のテーマカラーで着物と半襟を合わせるのって素敵ですね。

このお客様は水色が好きなんだな、とかピンクが好きなんだなとか

振袖と長襦袢のセットはちょっとお客様と触れ合えるような気がするお仕事で楽しいです。

 

Twitter、インスタで皆様に褒めていただいたこの振袖と長襦袢の2セットですが

5日間で全部縫いました。腰も肩もパンパン、最近やっと復活しました。

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袷着物→単衣着物にリメイク

 裏地と八掛が汚れているこちらの小紋着物を解いて単衣着物にしました。

 

表の縦縫いを残して全部ほどきアイロンをしたのですが

 

縫い目がなかなか大胆だったのと、糸が古くなって切れやすかったので全部縫いなおしました。

写真上が元の縫い目。下が装々さんの縫い目です。

解いたときに糸を引っ張って普通の直線縫いのところで切れるときは縫い直しのサインです。

引っ張っても玉止め以外のところで切れないで鋏が必要な時はまだ糸は元気です。

 

 背の縫い代に切込みがあったので背伏せを付けました。切込みから布が裂けてくるので

耳に切込みは入れない方がいいんですけどね。

こちらの着物は納品がまだなので次回完成品を紹介します。

 

袷着物を単衣にリメイク 解説はコチラです

【着物のお直し】袷着物を単衣着物に仕立て直し やり方をざっくり解説します

まだまだ振袖が…

今から縫う振袖セットです(笑)

仕事終わんねえ。

 

悲報!装々さんが部屋を片付けた末、雨続きの模様

 装々さんの仕事部屋は大層なことになっているのですが、ちょっと片付けをしてみました。

大きめのスチールラックをアマゾンで購入

組み立てる、組み立てる。組み立て家具大好き!(^^)!

( ゚Д゚)⁉何故かペンチが写ってる??

楽しく大工さんごっこをしてみました。

そしてダイソーの衣装ケースに

帯や材料をぶち込んで

じゃじゃーん!!

↓きれいになった(当社比)

人によって部屋の奇麗さは違います(*’ω’*)

そんなわけで、最近雨続きなのは装々さんがお部屋を大掃除しているからです。

写真のドアがちょっと開いているところが装々さんらしい(´;ω;`)ウッ…

今月の頑張り

今月もたくさん縫いましたとさ。

おわり。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

着物仕立て装々でした。バイバーイ。

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